音読レッスン 実施報告(1)

英検1級 面接

こんなレッスンです

目標
面接委員の質問をしっかりと受け止め、さらに自分の意見を確実に伝えるための発話方法を身につける

使用教材
「知識と教養の英会話(第2版)」を参考にしたオリジナル教材(PDF・表現は115コ) 

事前練習
日本語での内容理解と音読練習をしておいていただきました

Aさん

Aさんは女性の方で、赤いカットソー(?)がお似合いの、笑顔がとても可愛らしい方でした。音読をしていただきましたが、そもそも発音が良い!(単語ひとつひとつの音素が正確・単語どうしのリンキングも極めて自然で、ほとんど直す部分がありませんでした)・・・これでは商売上がったり!ということで、「直すとしたらここですよ!」という部分をお伝えしました。

相手(面接委員)の発言や質問を受ける語(thatなど)を強めに発音する。(目を見て)
Yes, that rings a bell.

文末の子音は、意識して音として残す。
It is a sad social issue that appears to be getting worse . /wə́ːrs/

that節のthatは、弱形化させ、節の方につなげて言う。
I can't help but feel that things are being taken too far.
しょーこ
しょーこ

単語の発音そのもの、というよりも文としてより自然な発話ができることが大事ですね。「相手がストレスなく意味が理解できる発話」、これが大事なんです。あくまで「相手」主体です。

Bさん

Bさんは、英検1級2次はこの度、2回目の挑戦、英語は趣味として学習してきましたとおっしゃっていましたね。(趣味で英検1級まできているということですから、相当実力はお持ちであると推察いたしました!)

接続状態が良くなく、カメラオフだったことがとても残念でしたね・・・

早速課題を音読していただくと、単語そのものの「音素」の発音については、ほとんど問題がありませんでした。

文として発話するときに、発音が崩れてしまうのがお悩み・・・これは自分も含め、多くの日本人英語学習者のお悩みだろうと思います。

今回お伝えしたのはこちらです。

一気に読めるものは、一息で読む
I am not sure to what extent.
(早く読む、ということではありません。感情を込め、相手の目を見ながら発話の流れを大事に)

ストレスの位置を正しく読む
overstating
heartstrings
probably
amid
doomsayers

Cさん

Cさんは、実は前回初挑戦だったのですが、あいにく体調を崩され直前にキャンセルとなってしまい、今回2次初挑戦になるとおっしゃっていました。最近は英語を話す機会が減ってしまいましたが、以前勤務されていた会社が外資系とのことでした。長年、実務で英語を使われていた方ですから、Cさんも相当の実力をお持ちの方であると感じました!(すごいですね!)

Cさんも接続不良でなんとカメラオフ・・・さびしかった・・・

早速、課題の音読をしていただきましたところ、Cさんは文をスラスラと淀みなく読まれ、個々の単語の発音も丁寧にアウトプットされていました。(さすが!)

更なる改善を目指し、今回こんなことをおすすめさせていただきました。

センスグループ(意味のつながり)をまとめて発話する
We just spend a lot of money on new commercial gimmicks.

相手の発話に関して、気持ちをこめていう。しかし自分ならこうです、という部分も強調する
Probably you are right, but to me, the problem seems to run deeper.

単語個々の発音で少し気になったもの
procedure /prəsíːdʒər/
bureaucracy /bjurɑ́krəsi /
economy /ikɑ́nəmi /
worse / wə́ːrs/
shoulder /ʃóuldər/

次回は、音読レッスン 実施報告(2)です。お楽しみに!(((o(*゚▽゚*)o)))♡

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