爆笑お悩み相談2022-2-1

お悩み相談室

英検2022-2合格発表後の「爆笑お悩み相談」にきてくださった4名の方の奮闘記をご紹介します!(掲載に関しては、それぞれご了解をいただいております・・・ご協力ありがとうございます(*´-`))

aさん

お悩み内容
今回3回目。vocab,pronunciationが6のまま伸び悩んでいて、今後の学習の進め方に迷っています。

aさんの分析
opinion1100での表現を練習して使ったからか、interactionが7になっていたのが良かったです。発音には自信がなく、バリューの発音コースをやっています。単語単体だとできますが、文を録音すると、カタカナ英語になってしまうように感じます。一応スピーチは詰まることなく話せたと思います。メディア関連の」トピックで、メディアセンセーショナリズムという言葉を使ったが、vocab.が伸びていません。もしかしたら、三単現のsが抜けるなどで減点されたかもしれません。

お話しした内容
確かに三単現sなど、間違わない方がいいのですが、それよりも、自然な英語の発話に重きを置いて練習することが必要かもしれません。例えば、日本語にはない無生物主語構文、この構文は事象の因果関係をダイレクトに相手に伝えることのできる構文で、ネイティブスピーカーの耳にはスッと入っていきやすいものです。また特に、aさんのように、ある程度高い英語力をお持ちの方は、TEDに限らず、様々な英語の動画を視聴して、英語話者の話す時の「間」や「表情」などを真似することが非常に大事です。このような練習によって、ネイティブスピーカーが自然に使う語彙を知り、また発話方法に近づくことができますし、もちろんQ&Aセクションを攻略できます。さらに、合格後英会話を存分に楽しむという、本来の大きな目標にグッと近づくことができます!

bさん

お悩み内容
2回目不合格、前回の相談後、自分としてはさらに勉強してきました。ところが今回のスコアは、前回より悪くてショックです。話せた気になっていたのだと思います。あれが悪かったのかなと思うところも出てきました。立ち直れないです。もう(チャレンジを)やめたいです。

bさんの分析
本当に勉強してきた、一生分やってきたつもりです。来年で〇〇歳になるので、反応も悪いのはわかっています。一ノ瀬先生の動画をたくさん見て、すべて文字起こしをしてきました。彼は簡単なことを言っていることがわかったので、自分も簡単な内容で言うことができればいいと感じています。バリューではナナ先生と練習をやってきました。他のスクールでも練習しています。面接本番では、経済関連のトピックを選ぼうと思っていました。「政府は高齢化社会において、経済面で十分なサポートをしているか」というトピックを選び、Noスタンスではポイントが1個しかでてこず、Yesスタンスの2個で進めた(1、IT化に力を入れるべきだ、2、スキルを持つ移民を入れていく)実は2分スピーチのあと、達成感がありました。スピーチの後、4つ質問があり、満足には答えることができませんでしたが、以前よりも話すことができたという感触がありました。達成感で泣きながら帰ってきましたが、5546で本当にショックでした。

お話しした内容
毎日の学習については、1ミリ単位で積み上げてこられたという、努力の方で、本当に頭が下がりました。スピーチが5点ということはもしかしたら、論点がずれている可能性があるかもしれませんということをお伝えいたしました。(これは自分も経験があり、英検1級挑戦時、先達やコーチより何度も指摘を受けていたので、よくわかります。)
▶︎実際本番でbさんが話した内容はmeasureであり、このトピックではmeasureについて聞かれてはいません。正しく答えるなら、①政府はITに税金を投入しています、例えば、福祉施設には政府の援助により、今ロボットがたくさん導入されており、そのおかげで、入所している高齢者のQOLが上がっています、、、②政府は高齢者・障害者のためにインフラに税金を投入しています、例えば駅はどんどんバリアフリー化されています・・・

cさん

お悩み内容
 スピーチは1分45秒で終了、質問は理解できましたが、うまく答えられませんでした。スピーチがうまく組み立てられないのが悩みです。実は2022-1で偶然(?)一次合格、その時の2次は12/40で撃沈、今回2回目の挑戦で、バリューで10回レッスンを受けて22/40でした。前回よりも10点も上がったのは良かったのですが、どうして良いか迷子になっています。
 
cさんの分析
スピーチの論点がずれたかもしれませんし、即興力がなく、スピーチを組み立てられません。インタラクションでは、しどろもどろになってしまいました。TOEICもうけていますが、4技能体系的に伸ばせると思い、英検に挑戦することにしました。実は大きな目標として、もっときちんと英語を話せるようになりたいと思っているのですが。英検1級で問われる内容は、アカデミックな内容のため、かなり特殊だと感じてしまっています。本当に合格できるか不安です。

お話しした内容
スピーチの練習など、表面的に必要な練習ももちろんしなくてはいけませんが、野球で言えば「素振り」のような基礎練習も実は大事で、そういった基礎練習との両輪を回していくことが大事だと思います。「素振り」には音読・暗唱などが含まれ、毎日行うには相当辛いものもあります。その過程で総合的に英語力が上がっていくと思います。cさんがおっしゃる通り、英検1級で問われる内容、またその試験形式は、日本社会では特殊だと感じるかもしれません。しかしながら英語圏ではこのようなアカデミックなやりとりはごく一般的で、英語話者は幼少時よりこういった練習をしていると思われます。確かに日本で普通に英語教育を受けた日本人にとっては難しい側面があります。(自分も相当苦労してきました、いや今も苦労しています・・・)cさんの大きな目標である、スピーキングを含めたいわゆる4技能を伸ばすために、英検1級の学習を続けてもらえたら嬉しく思います。

dさん

お悩み内容
今回(2022-2)のスコアは5677でした。選んだトピックは"Should the economic gap be a problem in modern society?"でした。トピックを見た時、この場合のbeは義務?必然?と感じて迷ってしまい、理由を考える時間を無駄にしてしまいました。
答えたポイントは以下の通りです。①アメリカのスーパーリッチが富裕税導入を主張 ②パンデミックでは多額の社会給付があり、それでインフレとなり、株などのプアが持てない資産が上昇  


 dさんの分析
Q&Aでは②の内容に関して深く聞かれました。本質的な正解をほぼ正確な文法で説明しているのに、理解してもらえなかったように感じます。また、パンデミック前の社会ではどうか?との質問がきましたが、現代社会という部分で混乱して聞き直してしまいました。これがよくなかったかもしれません。また、資本主義社会では経済格差は避けられない、金持ちに課税をするのが最適解、などと聞かれてないことまで答えて終了したこともよくなかったかもしれません。文法と発音が伸びていたのがうれしく感じました。全体的に、的外れなことを言っていると思われたかもしれません。
 

お話しした内容
トピックをDeepLにかけたところ「現代社会で経済格差は問題視されるべきか? 」と出ましたが、さらに参考書を紐解いて調べてみました。調べてみたところ、shouldは、この場合「強い可能性」を意味する場合もあり、「間違いなく問題になっているのか」と読むべきだったのかもしれませんね。・・・でもそうであるなら、スピーチの方向性は間違っていなかったようにも思えます。が何を言わんとしているか、これを正しく理解して発話する・・・実は多くの方にとって難しいことだと思います。

また、実際のスピーチを再現してくださいました。dさんは、仕事では英語を使っていないのにも関わらず、相当流暢に再現してくださり、非常に驚きました! 最初はリスニングはまったくできなくて困っていましたし、発音などは市販の本で練習していましたとのこと。本当に努力の方です。地道な勉強を積み上げられて、合格まであと一歩のところまで来ています。

 学習内容もお伺いしました・・・「1億人の英会話」(書籍)で、瞬間英作文的なことをやってきました。All in One(書籍)のシャドウイングも継続中です。これまでスピーチ100以上作って、使い回しています・・・・・・すごすきますね(*´-`)そこさえ押さえておけば、dさんは次回は絶対に合格できる、と確信いたしました。インプットもアウトプットの量も十分で、これからさらに両方とも増やしていくとおっしゃっていました・・・次回高得点で合格することを約束してくださいました!!(とっても楽しみです!(*´-`))

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