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結論 この本で英検1級長文読解で8割取れる(はず)
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英検1級・準1級長文使用
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●著者は 中西恵人(なかにし えひと)先生です。 ▶︎英検1級・TOEIC990点・TEFL Certificate保有、小手先のテクニックではなく、「正攻法」で英文を正確に読む方法を教授しています。 ●英検1級リスニング問題で苦労する場合、(特にパート2)リーディング力が大きく影響する ▶︎中西先生は「英文を読むときの方法を適用することができれば、9割の正解も可能になります。」と書かれています。(本書より引用) ●「ほぼ100%理解して読みこなす力を身につけることを目標としている」ための方法として英検の過去問を採用 その理由として・・・ ▶︎英検の出題文には「まとまり」がある ▶︎ノンネイティブには難しい(英語らしい)表現も多く使われている ▶︎上記のレベルの文章を精読することであらゆる分野の文章を理解するための準備ができる
“10の原則で読み解く”
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●読了後、文章を理解することを目的とするための「10の原則」がはっきりとわかる!
▶︎英語の長文を読むときに「なんとなく」感じていた「決まりのようなもの」に気づく。
▶︎読み進めて行く際、この「10の原則」を示してくれる。
●最初の長文5題は「英検準1級」過去問からの出題のため、難易度の高くないもので演習できる
●各長文のまとめとして、「日本語での図解」がある。これを読むだけで「どこでつまづいた」かが理解できる
合格への使い方
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●英検1級・準1級問題は、パラグラフごとに設問があるため、パラグラフを読み終える→設問をとく。(本書では言及していませんが、複数のパラグラフをまたいだ質問もあるので、注意が必要) ●解説には文構造を把握するための重要な「注目すべき語」が明記されている。 ▶︎正解できなかった場合、上記「注目すべき語」に着目しながら再度読む。 ●「対比構造自体は簡単なものです。しかし、それを見抜くことは非常に難しいことも多い」(本書解説より引用) ▶︎英文には、2つの事象を「対比」して意見を述べるという構造があること、このことを意識して読み進めているわけですが、これがやっぱり難しい・・・この本を隅々まで勉強して、多くの英文に触れることが必要なんですね。 ●「couldが使われているため、譲歩の可能性が高そうです」(本書より引用) ▶︎「譲歩」っぽいな→次に続く文は「逆接」の内容(主張の場合も)が来る・・・などと次を想像して読み進めることが大事ってことですね。 ●復習方法(しょーこのやり方) ▶︎設問が不正解→当該パラグラフを再度精読し、自力で正解までたどり着くまで読む ▶︎設問が正解→設問文・正解選択肢を再度精読し、正解選択肢が本文中で対応する文を探す
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